製粉事業
3タイプの製粉工場
●ロール製粉(大ロット製粉)
小麦の胚乳部を中心とした精製度の高い小麦粉や、多彩なブレンドによって独自性を出した一味違う高品質な製品づくりを目指しています。●ロール製粉(小ロット製粉)
オーダーメイドに対応できる最新鋭多機能コンパクトミル。地域別・品種別の小麦粉や、トレーサビリティの効く小麦粉など、さまざまなご要望に対応できます。●石臼製粉(小ロット製粉)
1996年に戦後日本で初めてドイツ製大型石臼製粉機を導入。麦本来の味わいと香りはそのままに、ニーズの多様化に応える独創的な商品を生み出しています。
複数種の麦、異なる粒度の粉をオペレーション室のPCで管理しながら生産。
ロール製粉機のミルは自社内で定期メンテナンスし、目立て直しも行っています。
工場内への異物混入を防ぐ、入口のエアシャワー室。
ロボットアームや無人搬送車などの機械化によって高効率かつ衛生的に作業を進めています。
2023年に完成した新倉庫。徹底した温度・湿度管理で品質を保っています。
- 筑後工場
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創業の地・筑後工場では、伝統的なそば専用の大型石臼製粉機によって、
そばの命とも言える香りと風味を引き出し、質のよいそば粉を製造しています。
飼料事業
大陽製粉は、1958年に農林水産省の指定を受け、九州で唯一となる「飼料小麦(ふすま)加工専門工場)」として発足しました。近年ではライ麦の製粉も手掛けていることから、それにともなったライ麦ふすまの製造・販売も行っており、九州一円の畜産農家の皆さまから熱い信頼とご支持をいただいています。
ふすま とは…
小麦の製粉工程で、胚乳部分は“ 小麦粉 ”になり、取り除かれた表皮と胚芽は“ ふすま”となります。「ブラン」という名称でも親しまれているもので、昨今ではヒューマングレードの商品も出ていますが、昔から飼料としては多く活用されてきました。ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含むため、牛や豚などの肥育に欠かせない健康フードとなっています。サイロ事業
当社では、主に政府所管の小麦などの原料穀物を搬入・保管し、食料等の安定的な供給確保に寄与してきています。
〈大陽製粉のサイロ事業の歴史〉
1976年3月に運輸省(当時)から倉庫業を営む許可を取得後、同年11月に標準収容力11,245トンの穀物サイロを建設。農水省の指定倉庫および、くん蒸倉庫A級の指定、また、関税法に基づく保税倉庫の大蔵省(当時)認定を受けました。サイロとは…
小麦類・とうもろこし・大豆などの農作物をバラの状態で保管する容器(サイロ槽)を用いた貯蔵倉庫です。構造 | 鋼板円筒形 |
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規模(収容力) |
主ビン600トン×16本、副ビン235トン×7本 計11,245トン |
搬出能力 | 80トン/h(3系統) |
食品事業
問屋や全国の小売店を通じて、当社小麦粉を使用した二次加工品をお届けしています。特に島原との関わりは深く、伝統ある手延素麺職人の手で生み出される「島原手延素麺」のラインナップを充実させています。
また、《総合福祉施設》コロニーエンタープライズ、長崎能力開発センターで製造していただいた島原手延素麺の販売を行い、障がいを持つ人々の自立を応援しています。
※画像の商品は、通販ではお取扱いがない場合がございます。
その場合、小売店・スーパーでの販売となります。
その場合、小売店・スーパーでの販売となります。