当社は1943年創業で、主な事業として小麦粉、ライ麦粉等の製粉を行っています。1979年に筑後市から現在の福岡市中央区の須崎埠頭に本社工場を移転しました。
現在、当社の主な事業は、製粉、食品、営業サイロ、飼料の4部門となっております。創業以来、製品の品質、安全安心を第一に、九州を中心としたお客様に、長年のご愛顧をいただいております。
3年にわたって続いたコロナ禍は今後の新たな大陽製粉の方向性を創っていく中で、貴重な時間となりました。80周年を迎えた今期は、人口減少などの様々な向かい風がある中で、根ざしている地域や資源に感謝し、ともに厳しい局面を迎えるお客様や社員とともに成長し、より全てのステークホルダーの皆様にも安心していただける会社にしていくために、社員全員で一致団結して人という資源の成長を実感しながら飛躍していくための道しるべを描いた年になりました。
「創造のもとをつくる。」というコーポレートスローガンの“もと”の部分は、小麦粉であり、会社であり、何より、人です。
大陽製粉という会社の中で、社員の教育を今まで以上に推進し、エンゲージメントを向上させ、社員が自らの成長を実感しながら、ステークホルダーの皆さんに貢献し、より充実した人生を送ることで、会社の新たな姿をお見せすることができるのではないかと思います。
このコロナ禍の3年間の間、人手不足がさけばれる世の中で、新卒、中途問わず20代を中心とした若い世代の採用を多くいたしました。世代交代による新陳代謝が進む中、将来に漠然とした不安を持っている若い人たちに、明るい未来を示すことができる会社に成長していきたいと思っています。長いコロナ禍を抜け、次世代の人たちが、より大きな夢を描き、花を咲かせていくことができる職場を提供することが、自分の使命だと考えています。
更なるデジタル化により、業務の省人化が進んでいく中で、マーケティングや広報、人材育成のための取り組みを積極的に行っていくことで、より地域において存在感のある会社になれるよう、社員一丸となって邁進してまいります。
新しくなったホームページをご覧になった皆様が、より応援していきたくなる会社に成長できるよう、一意専心努力してまいりますので、より一層のご支援をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 鹿野 晋
